下戸とアレルギーは別物でしょうか?似たような症状に思えますし、お酒のアレルギーもありそうに思えます。
この記事では、下戸とアレルギーの違い、症状・治療方法などの違いについて解説します。
下戸で悩んでいる方、アルコールアレルギーについて調べている方は参考にしてください。
下戸とアレルギーの違い
下戸は分解酵素の活性が弱い人
アルコールを飲んだら、人体にとって毒性のあるアセトアルデヒドに分解されます。
アセトアルデヒド分解の活性が弱かったり、欠如している人を下戸と呼びます。
下戸の人は、アルコールを腕に塗ったときに、赤くなったりしますが、下戸とアレルギーとは別物です。
皮ふが赤くなるのはアルコールアレルギー?
実は、アルコールアレルギーも存在しますが、アルコール分解酵素の活性とは無関係です。
下戸はすぐに反応が出るのに対して、アルコールアレルギーは遅れて症状が出るのが違いです。
下戸の人は、アルコールが皮ふに付くと赤くなり、痒みを伴う場合もありますね。アルコールパッチテストで分かるのは、いわゆる下戸(アセトアルデヒド分解の活性)です。
アルコールアレルギーは、肌に触れて4時間から数日後に肌が赤くなったり、炎症を起こします。
下戸の検査をしよう
アルコールが飲める体質か、それともアルコールアレルギーか判断に迷ったら、病院の内科・泌尿器科あたりで受診しましょう。